2020年6月17日水曜日

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折と伸筋腱断裂一部始終 その4(手術)

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折伸筋腱断裂一部始終 その4(手術)
0615~0616/2020、入院4日目、手術;腱縫合術デブリードマン岩手県盛岡市

これをお読みになる方は、あくまで体験談の一事例として参考になさってください。
気分を害される方は読むのをやめてくださいませ。

さて、入院4日目(月)
今日の回診は一層あわただしかった
平日になったので
整形外科部長の回診だろうか
若いけど少し年配風の先生が元気に入ってきた

で、担当医の先生
「検討した結果、やっぱりできるだけはやく手術した方がいいということになりました、、、本日14時ころ、、、」
医師と看護師からいろいろ説明、署名書類沢山
家族・親族の待機が必須だそうで

えー、なにかあったら、ザンネンでしたってことで、、、
やっぱりダメですー

かみさんに何度か電話とメールするも仕事中で捕まらず
かみさんの実家も誰もでない
僕の実家は鹿児島なので論外
かみさんのお父上、携帯に連絡、念のため、お願い
その後、結局かみさんが来られることに

スマンのー

手術名;腱縫合術デブリードマン(みぎ母趾)
デブリードマン、なんだかB級映画かヒーロー戦隊ものにでてくる悪役みたい
医療関係者の間での通称はデブリ
因みに災害関連の仕事でも、地すべりや雪崩で流出した土砂や雪氷の先端付近をデブリと言う

病名は伸筋腱断裂、
救急で処置したところをもう一回開いて
断裂して縮こまり、どこかに隠れてる腱を探して取り出し縫合するそうだ
右足開放骨折はそのままみたい
左足の骨折もそのまま

朝から、水分なにも飲まないでね!とドリンクをしまわれ
厳禁のシール貼られ
薬も抜き!
飯も抜き!
点滴君だけがやってきた
おいでおいで
手術前なのでソルアセトFという輸液
手術での出血による血液不足を予防するのかな
出血多量だったからしばらく補充する目的かな
で、
看護師がいなくなったすきに
ポカリを一口
看護師が戻ると
一応、こっそり一口飲みました
と言った
絶句顔で、このあと絶対ダメ!と
さらに絶対手の届かないところへ
・・・・・

さて、慌ただしく書類を整備して
14時前に
”最後”のトイレにいきましょう
とうっかり発言の看護師さん
最後、、、やっぱり、ザンネンでしたってことに、、、
で、家族とサイゴの面会

かみさんに行ってらっしゃいと見送られ
死刑台のエレベーターで下へ下へ

手術室へ入る前に手術担当の先生と形式的なやりとり
手術室、手術台へ
「最後は階段ですが登れますか?」
え、両足骨折中ですが、、、

見れば踏み台くらいの階段
その2段の天国への階段
足をかけようとするもこれムリでない?
直接ベッドでもいいですか?
結局、背が高いのでベッドに直に座れた
天国へは登らずに済んだようだ

さっきまで、腰から下の半身麻酔って聞いてたけど
突然、全身麻酔に切り替えられた
「はい、ゆっくり呼吸してくださーい」
あれ、もー麻酔入ってきてますね・・・数かぞえないんだ・・・
で、考える間もなくあっという間に昇天~

チーン

・・・・・

「起きてください、起きてください、無事終わりましたよ」

一瞬で、術前から術後へ
タイムマシンに乗ったような気分だ
全身麻酔でラリッてるのか
全身のいつもの痛みも全くなく
なんだかたのしくウキウキ気分
医師や看護師、麻酔科の先生みんな美男美女にみえる
先生はイケメンだったんですね!
みんな美人だ!
これは
躁状態!?
ロレツのまわらない口からやけに言葉が転げ出る

看護師や医師からは
「全身麻酔でこんなに楽しそうにしてる人ほかにいないですよ」
普通はぐったりしてるか、具合悪くなってるんですよ
とみんなに笑われた

ずーっとおしゃべりになったまま術後室へ移動
途中、三途の川を遡上してかみさんと再会
たのしそうに遡上するサケ爺に
かみさんが一喝
そして看護師さんに
「全身の痛みが取れるとうれしくてしょうがないんですよ」


で、しばしの別れ
かみさんへ、オツカレサマデシタ、アリガトウ

術後室は二人部屋
こんどはどんな面白じいさんと一緒かな
全身の痛みが取れて爽快なので眠れそうにない
時折、pcポチポチしていると少し眠く、、、

と、やってきたのは
痒い痒い爺さんだった

痒いーかいてけでー
痒いー薬塗ってけでー
痒いー体の向きがー
高さがー
痒いー痒いー
、、、

30分おきのナースコールは
一晩中、明け方までつづいた

こちらも眠れず
結局、合計30分くらいの睡眠で朝
痒い痒い爺さんは疲れ果てたのか
となりでぐっすり高いびき
盛岡の山々を眺めながらやってきたお粥さんをすする
あたたかいものが喉を通る感触
1日ぶりの食事
やっぱり食べられるって幸せだな~



※おまけ
入院中にライフワークをちょびっと
急な入院でレコーディング機材がないので
入院中の音の情景を言葉に置き換えてみました↓

〇 " 回診 " 日本のサウンドスケープ20200614、岩手県盛岡市
〇 soundscape / binaural field recording by Makio UTO



※関連記事
 入院のいきさつ、救急処置、入院生活についてはこちらから
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その1(出血多量の裂傷)
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その2(ER救急処置)
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その3(入院生活はじまる)

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折と伸筋腱断裂一部始終 その4(手術)
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折と伸筋腱断裂一部始終 その5(リハビリ)




2020年6月14日日曜日

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その3(入院生活)

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その3(入院生活はじまる)
0613~0615/2020、入院後の週末、岩手県盛岡市

これをお読みになる方は、あくまで体験談の一事例として参考になさってください。
気分を害される方は読むのをやめてくださいませ。

さて、入院2日目(土)
朝の回診
担当医の先生曰く
「親指が動かないねぇ、、、腱が切れてるかもしれない」
感覚はあるので神経は無事
でも、親指を動かそうにもどうにも動かせない
親指だけが数段下に頼りなげにダルンと首を垂れている
手で上下に動かしても筋肉が伸び縮みしてる気配はない

「場合によっては、月曜日、再切開して手術かも」
あれ、月曜退院じゃなかったっけ

3日目(日)も同様の診断、検査結果と照らし合わせて皆で相談してみるとのこと
腱の切れ端を探るもなかなか見つからないようだ
とりあえず、4日目(月曜)決めるとのこと
で、入院計画はとりあえず正式に1週間~♪

甘かった

そうそう、2日目の回診と点滴の後
早々に6人大部屋へ引っ越し
今度はオ~ト~ロ~シイ人は
いないようだ
さすがにお年寄り中心ですが、一人さわやか好青年
みなさん人のよさそうな感じで静かな病室だ
6人部屋の廊下側なので景色は見えない
3日目に知ったのはかなり景色がいいこと

窓からはドーンと岩手山と盛岡の街並みが広がる
9階なので、まるで展望台の眺めだ
常時、全く見えないけど
見えるのはトイレ帰り一瞬だけ

移動はトイレのみであとはベッドに縛られてる
縛られてるのは血栓防止のフットマッサージャー固定のため
24時間フル稼働、トイレ以外は外しちゃダメだとさ

トイレ移動時は車椅子+看護師監視付き添い付き
自分での車椅子移動は厳禁、立ってもいけない


毎朝、痛みは10段階で?と聞かれ
1か2と答えるほど、大したことはない
しかーし、


トイレに立つたび
一時的に足をおろして便座に座るため
下降する血流の圧迫と結構な痛みが走る(その痛みは日に日に増しているようだ)
もちろん、右足に負担はかけていないし、
骨折中の左足で踏ん張ってる
それでも
2回に1回くらい血管破れ?ドレーンからか?出血してるようだ
健康に害がない範囲で、できるだけトイレの回数を減らしておこう

困ったのは普段の痛み止め最強漢方や座薬、湿布も停止中なので
全身の痛みと微熱(全身の炎症)が再開し始めた
こっちのほうがよっぽど痛いし、しんどいのだ

もちろん、風呂なし
1日おきの清拭のみ(体を使い捨てタオルで拭き拭き)

病院食は時折不味く、時折美味い
いつも1,2品少ないな~、とは思うが量もカロリーも足りてる

うまかったのは
2日目のわらび、それとアサリと・イカ・ピーマンの味噌仕立て
3日目のアスパラの和え物

さて、明日は手術になるのか?
明日のご飯はうまいのか?
そんなことだけうつらうつらと思いながら眠れたら幸せだなぁ

でも、
ヤツパリ眠れそうにないTT



※おまけ
入院中にライフワークをちょびっと
急な入院でレコーディング機材がないので
入院中の音の情景を言葉に置き換えてみました↓

〇 " 回診 " 日本のサウンドスケープ20200614、岩手県盛岡市
〇 soundscape / binaural field recording by Makio UTO



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DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その2(ER救急処置)
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DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折と伸筋腱断裂一部始終 その5(リハビリ)




DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その2

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その2(ER救急処置)
0612/2020、ERでの救急処置と入院初夜、岩手県盛岡市

これをお読みになる方は、あくまで体験談の一事例として参考になさってください。
気分を害される方は読むのをやめてくださいませ。

さあ、さすがは大病院のER
あれだけの出血多量でも選手交代しながら圧迫止血を根気よく続けた結果
徐々に収まり、おかげさまでバイタルも安定

バイタル安定後、僕の希望で上半身を起こしてもらい
患部の状態と処置を見ながら医師や看護師に質問したり、研修医と会話しながら
処置方法・段取りを見ていく
やっと水をもらえたのもこの頃だったかな

決して記念にではなく
自戒の意とその記録、それから科学的興味から患部の写真をスマホで撮って!
と頼んだら快く撮ってくれた
(ここではエグイので写真は載せません、あしからず)

処置室で寝かされてるの図も撮影(こっちは問題なし↓)


研修医たちは「自由だ、こんなに自由なひとっているんですね」と会話している
普通の人は処置を見たくないし、起き上がりたくもないし、具合も悪いだろうから
頼んでみないだけ、僕は科学系の技術者であり
技術者魂としては見ずにいられないし、聞かずにいられないのだ

で、
「出血がだいぶひどかったけど、バイタルも安定、収まってきたので処置を始めます」
だいぶ深く広く切ってしまったけど
問題は骨まで切れてること
だそうな
へぇ・・・

はぃ?!、ホネ?も?

開放骨折という状態らしい
「骨にバイキンが入るとかなり危険な状態なのでこれから麻酔をかけてしっかり洗浄します」


あ~、あれ。子供の頃、運動会の障害物競争で平均台から落ちて肉むき出しの膝・スネにダストと呼ばれるトゲトゲした砂がめり込んだことがあった。このケガを保健室のおばはんが水道ジャバジャバ出しながら、タワシでガシガシやってくれたのを思い出した。滝のように血が溢れ出し、子供の僕には耐えられない痛みだったのを覚えてる。

で、
そのとおり、歯ブラシみたいなものでワシワシワシワシ洗われた
麻酔が効いて当然痛くはない、少しだけ感覚ありでしたが、、、

オット、
その前だったかあとだったか、電極当ててナニカ焼き付けてた様子
血管だろうか?!このときは所々麻酔が効いておらず、
オォッツゥ
ってことに
追加の麻酔を隅々までグリグリ突っ込んでもらった。
日常的な麻酔慣れで効きにくいのだろうか

担当医の先生、洗浄が上手なようで見る見るキレイになっていく
研修医さんたちが洗浄の仕方だけでも感動して口々にしゃべっている
キレイになった傷口をパカパカしながら説明してくれた
見事に骨までガッツリ切れ込んでる
血管、筋組織、腱?、神経などが肉の断面の中にプラプラしてる
洗浄後はつなぐべきものを縫合糸でつないでいたようですが、よく聞かなかった
そしてついに骨に近いところから順に幾層にも分けて縫合していく

なるほど、縫合ってこういう動作でやってたんだ
ガッテン
処置を見ながらしばらくイメトレしていた

そして、地道に少しずつ表皮に近い組織へ
最終的に20数針縫ったように思う

途中、奥深くまで柔らかめのストローみたいなドレーンパイプを挿入
これは化膿した場合の膿出しのようだ

最後まで縫合が終わるとさっきまでのグロくてエグい足が
アララララ
キレイに元通りとはいかなくてもお見事!

その後固まった血やイソジンを医師自らキレイに拭いてくれた
万能薬ゲンタシン縫って
網2枚かぶせて包帯巻き巻き

そういえば麻酔以外にもなんか注射したような
もちろん、多量の点滴してたのは覚えてる

その後はレントゲンやらCT?MRI?やら
入院病棟の部屋に入ったのは21時近く

色々形式的な確認事項たくさんのあと、
夜22時から抗生剤投与
セファゾリンナトリウムを夜と朝10時に、1日2回

今夜は晩御飯に間に合わなかったので
かみさんが売店でドリンク・豆パン・ツナ巻き・バナナ・ミニ大福を買ってくれていた
ヤッフー
おいしくいただきま、、、

で、
2人部屋ではいかにもありそうな出来事が

同室のおじいさんが叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ

たのむー
たすけてくれー
なんでオレはここにいるんだー
殺す気かあー

終いには仕切りカーテンをワシワシと開けて
眼光鋭くこっちを見ると、

「あんたも殺されるよ」

と一言

で、
ダイジョウブもうイチド死んでるから安心して!

と返したら、おばけを見たような顔してカーテン閉じた

その後、このおじいさん?オジサン?独房ならぬ一人部屋に移され
今夜はヒトリシズカに休めるかな~♪

ER処置後も夜中に麻酔明けの痛みが出たくらいで
ほぼ問題ないレベルの痛み

それより持病と事故後遺症の全身の痛みと炎症の方が痛いため
夜中の2時半ころから朝まで起きていた

ザーンネーン



※おまけ
入院中にライフワークをちょびっと
急な入院でレコーディング機材がないので
入院中の音の情景を言葉に置き換えてみました↓

〇 " 回診 " 日本のサウンドスケープ20200614、岩手県盛岡市
〇 soundscape / binaural field recording by Makio UTO



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DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その1(出血多量の裂傷)
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その2(ER救急処置)
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その3(入院生活はじまる)

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折と伸筋腱断裂一部始終 その4(手術)
DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折と伸筋腱断裂一部始終 その5(リハビリ)



DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その1(出血多量)

DIYで自分の足をDIY!出血多量と右足開放骨折一部始終 その1(出血多量の裂傷)
0612/2020夕方に事件は起きた、岩手県盛岡市

これをお読みになる方は、あくまで体験談の良くない一例として悪い見本にしてください。気分を害される方は読むのをやめてくださいませ。

古い家や手作り感のある中古物件では
引っ越しに伴い、なにかと日曜大工が必要になるもの
で、洗面、洗濯機、風呂踊り場を兼ねた省スペースになんとか素敵な?二段棚を造作した。
さて、今日はトイレの棚と郵便ポストの支柱、その加工に入ったときのこと

サンダー(電動工具、JIS規格ではサンダらしいが通称電動サンダー)で作業
慣れない左手で握りしめ、自動車事故後自由の効かない右手でサポート
最も注意すべきバッキング(切断系の工具などが勢いよく跳ね返る現象)や巻き込まれ(ダブダブのシャツや首にかけたタオルや首紐など厳禁)に備える。
電動サンダー 木工用鋸歯に交換





で、サンダーで板を切断加工DIYのはずが
バッキングをうまく抑え込んだと思ったら、非力な右手で支えきれずポロリ
右手の握力がないのでそのまま激しく回転するサンダーが右足へ全速前進!

バンバン、ギャンギャン

と何箇所かに当たり、踊り、暴れる危険な工具
すぐに抑え込めたので電源オフ、安全のためコンセントも抜く
(もっとも危険なときはコンセントを抜くやブレーカーを上げるなどが先)

血溜まりの一部、ほとんどは
ホースで流した後
あたりは一瞬で血の海

映画のワンシーンのように勢いよくビュッビュッととめどなく噴出する血

(動脈やったな)

急いで圧迫するも、溢れ出る血、血、血

切れた靴下で締め上げ少しだけ出血の勢いをおさめ
圧迫しつつ、片足けんけんで
作業していた倉庫から一番遠い玄関へ

外傷用救急箱から、まずは脱脂綿の大袋、
脱脂綿大2つを出血部付近に押しあて
次にガーゼの大袋、同じく大2つをかぶせて、テープで止める
でも、すでにジュカジュカに溢れてきてる

(なにか衛生的ななものー)

あ、

倉庫に逆戻り

音響機器製品開発用に200か300在庫していた衛生用の不織布キャップを
足に何重にも巻いて縛るように履かせてなんとか溢れるのは少しだけおさまったかに見えた

次は病院だ
皮膚科じゃない、外科じゃない?整形外科か?!
スマホで検索するも17時を回っていたのでなかなか見つからず
とりあえずいきつけの整形外科へ電話
すると、
「すぐ、おいで!」と

とりあえず、自力で運転
しかし、アクセルとブレーキを強くは踏めない
(踏むと血が湧き出すのがなんとなくわかる)
ハザードつけて徐行でユルユル~
ブレーキは左手のサイドブレーキで調整
(絶対に真似をしてはいけません、普通は救急車デスヨ!)

駐車場につくと傘を松葉杖に、片足けんけんで病院へ
医師と看護師に診せる

「どれ!」
「ワーッ!」

蓋を開けるとドバーッ
血しぶきが診察室の部屋中に

ダバダバとまた血が溢れ出てくる。
ビックリしたのは医師と看護師
これはムリムリ、ここでは処置できない

救急受け入れ先を急いで電話で探しまくり
で、いくつか電話したのち受け入れ先が決まり
某中央病院へ救急車で搬送〜

ピーポーピーポー

移動中、到着後も出血が止まらず、
ERでも1時間近く主に圧迫による止血
鉗子?のようなもので動脈をはさんだり?
注射もしてたか定かでない?
点滴はすぐにしていたが中身は覚えてない

実は怪我そのものはさほど痛みを感じなかったのに
この圧迫止血が異様なほど痛かった

途中、バイタル(血圧)が50を切るところまで下がる
も、止血が徐々に効いて持ち直し、90くらいで安定

この間、意識はピンピン
バイタル低下時に冷や汗と全身がジンジン
それから、やたらとあくびが出まくった
これは血液量低下に伴う酸欠で意識低下し始めた兆候なのだろうか?
めちゃくちゃのども乾いた
体温も低下していたらしい
研修医さんたちが
「冷たい冷たい、寒くないですか?」
としきりに聞いてくるが、
ダイジョーブゥと至って平常心で処置を眺めてる
寒気はない


一般的には血液の40%が失われるとかなり危険な状態
50%で致死量らしいです

人の体の水分量は体重の60%
体重の8%分(男性の場合、女性は7%)が血液です

因みに70kgの自分で血液は5.6kg
比重は1.05くらいなので、5.3リットルくらいになります
危険な状態40%出血;2120ml、致死量50%出血;2650mlですね。

ここで、出血性ショック重症度のclass分けをみてみましょう

classⅠ <750ml/<15%
classⅡ   750~1500ml/15〜30%
classⅢ  1500〜2000ml/30〜40%、血圧低下
classⅣ  2000ml</40%<、血圧低下

※詳しくは出血性ショックで検索

さあ、ここで今回の出血量を推定してみましょう

17時;裂傷出血開始〜15分くらいの自己応急処置、怪我直後の血溜まりだけで500mlくらい(その他含めればおそらく×1.5=750mlくらい)
17時半;移動~最初の病院到着・救急待ちで+250〜500mlくらい
18時;救急搬送から大病院到着+250mlくらい
19時;ERで概ね止血まで1時間近く、+250〜500mlくらい
少なくとも出血は合計で1500〜2000ml前後くらいではなかろうかと考えられます
少なめに見積もっているので、恐らくは2000ml前後

これは出血性ショック重症度のclassⅢ相当
1500-2000cc、もしかするとclassⅣに当たる

なるほど、ERで最も危険な状態のとき
バイタル低下、冷や汗、体温低下、酸欠によるあくび多発、全身の痺れ
概ねclassⅢの症状と一致します
ふむふむ、人の体は素直に反応するものなんですね

※教訓!
・みなさん!出血が異常に多いときは、手遅れになる前にすぐ救急車ですよ!(あたりまえですが)
・圧迫止血はできるだけ早い段階でプロに任せるべし!!
・救急車を待つ間には、911切らずに電話の指示に従いましょう!
・衛生的なもので止血もしくは圧迫!それから出血部を高く保つ!
 そのくらいは自己判断でもしておきたいですね
・もちろん、けがや意識の状態によって対応は異なりますので
・911や医師の指導の下ご判断くださいませ

次回は怪我の実態とERでの処置、入院初夜のエピソード までいけるかな~



※おまけ
入院中にライフワークをちょびっと
急な入院でレコーディング機材がないので
入院中の音の情景を言葉に置き換えてみました↓

〇 " 回診 " 日本のサウンドスケープ20200614、岩手県盛岡市
〇 soundscape / binaural field recording by Makio UTO



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2020年6月2日火曜日

左足、骨折。立方骨?第5中足骨?

3週間前に痛めた左足
10日ほどで腫れが引いた
と思ったら
その後、痛みがぶり返してきた

で、毎週の注射祭りのついでに診てもらった。

先生、レントゲンをみて
「あ~・・・」

「折れてるよ!」と

え?!
くじいただけだと思ってた

レントゲンには、折れた箇所がパックリ開いてるのが写ってる
けど、最後まで割れきっておらず少しひっついてる
「もうちょっとで手術だったよ」
と包帯でぐるぐる巻きに
2,3週間後にエコー+なにか検査するとか
事故後の右手の麻痺の悪化が招いた結果だ

それでも、常時の首肩腰その他全身の炎症に比べれば
ど-ってことない

サンダルで行ってよかった
靴だったら履けなくなるとこだ

それにしても
骨折中とは知らずに
引っ越し作業、畑作業、DIYに各種変更届出
それに、引っ越し前最後のBBQ、引っ越し後実家からの祝昼酒、通常の飲酒、、、
いつも以上に肉体も精神も内臓も
忙しく奔走してた

限度を超えた過労の中
倒れる寸前の瀬戸際をいったりきたり
気持ちだけで持ちこたえてきた
そんな人生の繰り返しだ

やはりこういうのは誰にも理解されないものだ