2020年4月2日木曜日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)その4アベノマスクにもの申す

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)その4アベノマスクにもの申す

ところで昨日、安倍首相が突然発表した2度目の策
(1度目は2月末の春休みまでの学校休校)
アベノマスクは
1住所あたり2枚ずつ、5千万世帯へ1億枚
独身でも、10人家族でも、2枚ずつ?
意味不明ですよね

各家庭で、手製の布マスクが作られたり
福岡で「縫わない、切らない、手間いらず 1分でマスク作った
など、自宅で自粛する中、積極的行動が紹介されているのだから、
みなさん供給が落ち着くまで手作りで凌ぎましょう!
と訴えるべき所ではないでしょうか?
春休みの工作で小学5年生以上(家庭科で裁縫を習う)の子供は自分で作りましょうとか!
特に既に自作されている方には特に不要な財政支出としか思えない

我が家にも既に手作りマスク3枚あり、使っています(伯母からいただいた)
さらに、アベンマスク発表前から、かみさんも手作りマスクを作り始めている
※追記4/14時点;かみさんの手作りマスクは既に10~12枚
(子供の通学用と両実家の爺婆用と一人暮らしの知人用)


★アベノマスクの費用
1枚200円と言われていますので
マスク代200円×1億枚=200億円
ガーゼマスク2枚で25g以内として定形郵便で84円
84円×5千万世帯=42億円
人件費;マスク梱包+宛名ラベル作成・貼り付け
100セット/h作業、1000円/hとして、
5000万セット/100セット×千円=5千万円

計200億円+42億円+5千万円=242億5千万円!
これだけの税金がアベノマスクだけのために投入されるということ。
しかも少なく見積もってのはなしです。
※追記4/9;蓮舫氏談では446億円が実態のようです。

★ちなみにマスク生産量について
国内のマスク生産量は約11億枚/年(医療用・産業用・家庭用合計、日本衛生材料工業連合会による)程度なので、約1億枚/月
(ちなみに輸入量は約44億枚/年、併せて需要は通常年で55億枚/年)

★最近の増産体制
現在、政府の要請や自主的など含め、国内生産はフル稼働等で3倍程度に増産していると言われています。
従って、約1億枚/月から約3億枚/月程度に増えているものと推定されます。

★そこで、マスク増産についての最近のニュース
アイリスオーヤマは3/31日、約10億円の設備投資で、不織布マスクの生産を開始する。6月から角田工場(宮城県)でマスクの生産を始めると発表。月6000万枚の生産を見込む。

ここで、
★アベノマスク資金を元にマスク製造可能な企業へ、政府が投資すれば 
アイリスオオヤマ同等の生産能力の工場が24工場増設でき、
併せて25の工場で25×6千万枚/月=15億枚/月の生産が可能となる。

現在増産している3億枚/月から18億枚/月へ
6倍の生産量へと増産可能となる。
=216億枚/年、通常年の4倍の供給体制となる。

しかも、仕事や収入がなくなったり、減ったりしている状況の中で、
多くの雇用も生まれる。

これにより、医療機関等のみならず、一般家庭にも十分な供給が可能となるのではないだろうか?
不安と疑心暗鬼が渦巻く中、安心感も醸成できるというものだ。

製造在庫過剰の見込みがあれば積極的に海外へ輸出したり、
政府が買い取って途上国や困っている国へ支援物資とするなど可能だろう。
もちろん、備蓄へ回すことも必用だ。

ちなみにぼくは使用頻度が少ないので
使い捨てマスクを1ヶ月再利用中(蒸気や抗菌スプレーで除菌しながら)
僕は花粉症持ちだし、家族のインフル等予防で毎年箱買いしてたのに
昨年以降1度も購入してない
自宅在庫は僅か
いまだ、近所の薬局でマスクを売っているのを見かけない。
かみさんは手縫いで自作ガーゼマスクを試作中
なにはともあれ、第一に医療機関等で不足がないことが重用だ