2020年3月7日土曜日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

東北では仙台以来、昨日秋田で感染者が確認された
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
ジワリジワリと全国へ拡散している

地元、岩手では、まだ感染者が確認されていないが、
全国未確認の地域どこでも
潜伏の可能性は非常に高いと思った方がいいだろう

ちなみに岩手、盛岡ではインフルエンザと溶連菌が流行中だ


新型コロナウイルスの正式名称は2種類
・国際ウイルス分類委員会(ICTV);SARS-CoV-2(Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2)
・WHO;2019-nCoV(2019 Novel Coronavirus)


で、COVID-19が新型コロナウイルスの名称のように言われていることも多いけど
実は「新型コロナウイルスにより引き起こされる急性呼吸器疾患(感染症)」のことを
「COVID-19」と呼ぶらしいですよ。または「新型コロナウイルス感染症」でも同じ意味
なので、ウイルスそのものの名称ではなくて感染症の名称なのだそうだ

だれもが気になるのは今後、
感染抑制に何か月かかるだろうか?
数ヶ月ではとても無理だろう
国としてはオリンピックの安全な開催、
それまでに収束させたいという狙いがなにより強いのだろう
だけれども、強制力の弱い日本的政策の限りではかなり困難なように思える

現状の拡大傾向の中では可能な限り、個々人が留意して行動するしかないし、
個人も法人も経済活動面で相当きびしい時期を乗り越えなければならない
数ヶ月か、半年か、年を越すのか、はたまたそれ以上か
いつまで長引くかわからないし、
収束後も経済の戻りに時間を要することも考えられるだろう
我慢も必用だが
我慢だけではどうにもできないものもある
じっとしているだけでなく
新たな社会生活や経済活動のあり方も考え出さねばならない

WHOはなんだかのらりくらりと楽観視しているコメントが多いように聞こえるが
科学分野に身を置いているひとりとして知り得る情報を考慮すると
ゆるやかであれ、急激であれ、
パンデミックに至る可能性がかなり高まっていると個人的には思う

ようやく日に日に政府や行政の行動が見えはじめたが
抑止力としてはまだまだ不足や穴だらけに感じる
メディアでは「対応が後手後手」との批判が続いているが
僕はそうは思わない(一部そう思うところもあるが)
日本の法制度、人権重視の民主体制のなかではまずまず背一杯ではないだろうか
初期段階では厳しい対応(クルーズ船隔離など)に多方面から批判が出ていた
船内隔離の仕方が感染症対策としてお粗末であったのは事実のようだが
結果、強烈なクラスター形成による拡散を防ぐことが出来たのも事実
陰性判定帰宅者の発症が相次いでいることなどから今後、判定の基準も見直されるだろう。
クルーズ船自体も被害者であり、損害についてもどう手当てされていくのか気になるところ

やはり、状況把握、見通しが薄い段階で
そう簡単に強制力や抑制力のある政策を打ち出せない
だから、一見して「後手後手」に見えるのであって
今後、状況変化に柔軟に変更や段階的措置を講じていくことができるならば
結果はついてくるだろう

だからこそ、他国の政策、成功例、失敗例を参考に
新たな条例や規制等
これまでにない政府や行政の英断が必要だ


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